アタシの知り合いにTさんというAV男優がいます。
タイプだったもんだから連絡を取ってみたら、ちゃんと丁寧にお返事をくれたのよ。
お仕事でセックスをなさっているわけですが、
そんな彼がこんなことを言っていました。
撮影前に
「されたくないことは何ですか?」
「怪我をしているところはないですか?」
と女優さんに聞くんですって。
「んまぁ~~素敵っ!!なんて優しいお方!!」
てなわけで、ますますファンになっちゃったのよ。
アタシだったら
「どこも痛くも痒くもありません!どうぞ好きにしてください!」
と、暴走しそうなのを堪えて先に進むわね。
AVも立派な芝居であり作品ですし、フィニッシュのシーンなどは何度も撮り直すことは出来ないでしょう。
まさに“一発勝負!”
慣れている彼と違って、そりゃ新人の女優さんとなれば不安も大きいでしょう。
そんな彼女達と談笑し、気持ちをほぐしつつ、それを聞いておくんですって。
セックスのみならず、相手がされたくないことを知ることって大切だと思いませんか?
して欲しいことはそりゃお互い沢山あるでしょうよ。
でも、そればかりを望むのは自分勝手よね?
事前に相手にとって心地よくないことを最低限知っておいて、後で心地良いことを探っていくのも楽しみってものよ。
楽しみは後にとっておくってこと。
次回はアタシの身近にある“されたくない”、“言われたくない”を例に挙げながら、ちょっと話は深くなるわよぉ~!