初めてのキス、そして初めてのセックスの相手の顔やそのシチュエーション、貴方は覚えていますか?
アタシはハッキリ覚えているわ。
初キッスはね、なんと小学校の時、廊下を走っていて女の子とぶつかって、その時に唇と唇が触れ合ったのよ。
ビックリして目を合わせると、彼女が複雑な表情をしていたのを今でも覚えているわ
。
ちゃんとしたキスではないけれど、それが何十年経っても忘れられない初キッス。
唇に唇が触れる初めての感触は衝撃的だったわね。
クラスで一番可愛い子だったのよ。
初エッチのお相手は♂だったんだけど、彼の部屋の窓の下に側溝があってね、行為の最中にチョロチョロと水が流れる音がしていたのを覚えてるわぁ~。
しかも、なんと停電してね。ローソクの灯の中でだったの!!
でも、二回目がいつ誰とだったかなんて覚えていないわぁ~。
皆さんもそうなんじゃない?
でもね、実は二回目ってとても重要な意味があると思うの。
アタシは映画や小説は「感動したら二度観ろ(読め)!」と教わったの。
何故ならば、初回の感動は「スゲー!」という、半ば“ショック”のようなもので、二回目は「初回に感動したのはこういう訳なのだな。」と、その根拠が明らかになるから。
「成る程」と思いませんか?
ま、二回観る(読む)にはまた時間を割かなきゃならないけどね。
初キッスや初エッチは衝撃だけれど、お二人目とはうまくいかなかったり、パターンが違ったりして「ありゃ?」と思ったり・・・。
実はお二人目の存在は貴重だったのです。
三回目からは「こうかもしれない、ああかもしれない。」と予測したり、慎重になれるからね。
つづく