親愛なる読者の皆様。

一年という長きに渡り、こんな中年ゲイの独り言にお付き合い下さいまして、本当にありがとうございました!

実はこのお話を頂戴した時、一度お断りしたのよ。“ど~せ、オネエキャラが欲しいだけでしょ?”と思ったし、以前も書いたようにアタシは我が道行くタイプで、例えばディズニーランドに行ったこともなければ、ハリーポッターも観たことがないの。流行りものに興味が無いのよね。

しかも、このサイトのファンは恐らく圧倒的にノンケの男性が多いわけでしょう?
「多くの人の心に響くことなんて絶対に書けません!」って言ったの。そしたらね「だからイイんです。」って・・・そこでちょっと考えてみたのよ。

アタシのお店だってそう。目立つ看板を出しているわけでもないし、しかも地下。でも、特に宣伝したわけでもないのに、今ではお陰様で多くのお客様がいらっしゃいます。そりゃ暫く閑古鳥だったけどね。だから、このコーナーも同じように考えることにしたの。

“ゲイ人ともんの性シュン2丁目”というコーナー名は会社側が考えて下さいました。アタシはとても気に入っています。“地名”ってのがイイなって思ったの。
性シュン2丁目という更地を頂いて、そこに建物をたてたり、野菜を作ったり、牛を飼ったり・・・縁が有って覗きに来た人がまた来ようと思うか、一回こっきりか、それはその人次第。だから媚を売らずに、でも真面目に、そして楽しくやっていこうって決めたの。

一年なんてあっという間よねぇ。政界では大きな変化が有ったけれど、皆さんはこの一年で何か変化は有ったかしら?
アタシはよりメタボになったぐらいかしら?いや、まだ有るわ。

それはね、このコーナーを担当し文章を書くことが習慣化した頃、人の話の聴き方が随分変わったの。人が話している言葉そのものより、その裏側にある“感性”に興味を持つようになったの。そうすると“悪人なんてなんてなかなかいないものだわ。”なんて思えちゃったりして。
(書くのが)“んもぉ~面倒くさいわ・・・”と、思ったこともあるけれど、こうして最終回を迎えると“あんなことも書けばよかったわ・・・”なんて、実はちょっと寂しいの。

この表現は三度目だけれど、アタシ達は皆“産んでくれ”って頼んで生まれてきたわけではありません。

人種、性別、出生地、家柄、容姿・・・それも択ぶことは出来ませんでした。それが“宿命”。でも、“運命”となれば意味が違ってくるわ。
そう、アタシ達はそれぞれの命の運び屋。疲れたら無理せず、でも共に前を向いてせっせと運んで参りましょうね。

アタシね、この間枕カバーを洗濯した時、自分の加齢臭に気が付いたわ。チン毛にも白いものがちらほら。そりゃ四十路半ばだもの・・・。でも、白髪やシワが増えても、“色気”とか“粋”とかいうと、四十路じゃまだ中途半端。

アタシの性シュン2丁目“修業通り”はまだまだ続くわ。
通りのどこかで出会える日を楽しみに・・・See You Again!!

【追伸】こんなアタシの独り言にもっとお付き合いしたい方、こんなアタシとお話したい方の為にちょっとの間、アタシのお店のホームページアドレスを載せちゃいます。
勿論、御来店も歓迎です。その際は御予約なさってね。

燈門(ともん) http://www.tomong.net/

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