当サイトでも何度も紹介してきた「児童ポルノ問題」
その児童ポルノ問題も、いよいよ終結を迎えようとしている。
4日の参院予算委員会で鳩山法相は「単純所持にも罰則があっていい」と法改正を検討する考えを示した。
現在は単純所持に対する罰則はなく、提供目的での所持のみの罰則となっている。つまり今後は「趣味」としてただ持っているだけでも罰せられるということになる。
更に、現行の法律では漫画やイラストは規制対象には入っていないが、漫画・イラストも対象にすべきという意見は9割にも及んでいるという。
具体的な内容がどのようになっていくかは今後決まっていくのだろうが、結局曖昧な感じになりそうな気もする。またその対象はどの範囲なのかもわからない。
例えば、漫画の場合、キャラクターの設定は20歳以上だが、描写が明らかに未成年の少女を描いているものはどうなるのだろう?など「児童ポルノ」とみなす基準が必要になってくる。
ただ単純に少女の裸を描写することがだめだとするならば、「ドラ○もん」や「エ○パー魔美」といった漫画もアウトの対象となり、販売中止またはその部分をカットしなければいけなくなる。それを児童ポルノとはみなさず、性的興奮を目的として書かれたものだけとするならば、「電○少女」や「まじかる☆タル○ートくん」なども未成年の設定で描かれており、しかも明らかに性的興奮させるような描写だ。
だがそれらはおそらくセーフという形をとってくるのではないかと思う。
曖昧にすれば必ず「穴」が出来て「完全な児童ポルノ根絶やし」はできなくなってくる。児童ポルノに関する問題の課題はまだまだ多い。
話は「単純所持」に戻るが、単純所持がだめなのであれば、「ロリコン」と呼ばれる人々も罰せなければならないのではないだろうか。ジョーク交じりで「オレ、ロリコンなんだよね~」なんて事も言えなくなってくる。犯罪者なのだから。
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