ベッドインした女性に早漏を笑われて怒り、相手の女性を絞め殺してしまった男に死緩(執行猶予つき死刑判決)判決がいいわたされました。
この男は貴州省遵義市籍の李(29歳)で、今年1月の事件前に広州の増城市にある工場に働きに出てきていました。 事件が起こったのは1月の2日。同市新塘鎮夏埔市場で、彼氏と別れたばかりという江さん(19歳)と知り合いになったという李は、その日一日江さんと街をぶらぶらし、別れ際に彼女の住所を聞き出すことに成功します。 しかし、はやる気持ちが抑えきれなかったのか、1人になった李は別れて間もない夜中の2時、住所をたよりに江さんのアパートの部屋を探し当てました。
扉を叩いて部屋にいれてもらった李は、江さんのベッドに腰掛けます。2人の間に沈黙が流れた後、李はままよとばかりに江さんを押し倒し、唇を奪いました。 こうなればあとはお互い突き進むだけ。ところが李はあっという間に果て、これに不満をもった江さんは「性無能!」「意気地なし」と李を罵りました。李は江さんの言葉に激高。両手を彼女の首にかけるとそのまま絞め続け、殺害にいたりました。 なお、李は逃げるときに江さんの携帯と財布を持って部屋を出ています。
江さんの遺体が発見されたのは4日の夕方。家賃をとりにきた大家が見つけ、警察に通報し事件が明るみに出ました。李は12日には逮捕されています。
裁判では、李の行為は故意殺人罪ならびに窃盗罪で死刑にも値するが、正直に罪を認め、その後の態度に反省も伺えるため、ひとつ減刑、死緩が宣告されたということです。なお遺族に対しては13万元の賠償が命じられています。
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