鬼にもモラル？なまはげ「セクハラ」事件

秋田県の伝統行事で、「なぐごはいねが～」というフレーズを口ずさみ包丁を持った鬼が民家へ乱入しにいく「なまはげ」というのはみんなも知っていると思うけど、その「なまはげ」が今騒がれてる。

何をしたかと言えば、「鬼であることをいい事」に、女風呂に乱入したり、女性の胸や体などを触ったり抱きついたりしまくったらしいのだ。

鬼だからしょうがないといえばそうなのだが、現代では「鬼だから」という理由は通用しない。

当然ながら「セクハラ行為」として苦情がきている。

男鹿温泉郷協同組合の調べでは、ホテルや旅館など５施設でセクハラ被害の苦情が７件もあったらしく、どうやら鬼達は手当たり次第セクハラしまくっていた様子だ。

何がどうなってそんなことしたのかは知らされていないが、市長は「なまはげは無礼講とはいえ、あってはならないこと。言語道断、開いた口もふさがらない。今後は町内会などと協力してモラルの徹底をはかりたい」と激怒しているとのこと。市では「なまはげ」の「飲酒量」や「暴れ方」、「人選」などについて方針を決めるという。

でももしかしたらこの鬼たちは「鬼であるリアルさ」を追求したのかもしれない！そもそも鬼に規制なんてない。だけどその辺はうまいこと今までいっていたんだろうけど、「最近の鬼はたるんでる！オレたちが本当の鬼というものを見せてやる！」なんて考えていたのかもしれない。