『西の歌舞伎町』もルネッサンス化

２００６年の秋に東京・八王子の繁華街で、風俗店への一斉立ち入りが行われました。
対象となったのは、ＪＲ八王子駅周辺の風俗店８０店舗で、捜査員約１２０人が店に一斉に立ち入りました。
大人数を送り込んだ立ち入りの結果、警視庁は、無許可で営業していた２店舗を摘発したほか、２１店舗で違反を確認し、注意するとともに、駅の改札付近では、悪質化する女性へのスカウト行為も取り締まりました。
また、近年では、新宿・歌舞伎町など都心部で風俗店の取り締まりが強化される一方、八王子市や町田市など郊外では、数年前から違法風俗店の数が急増しており、八王子は「西の歌舞伎町」ともいわれています。

新宿・歌舞伎町のルネッサンス化や２００６年５月の風営法改正などの影響からか健全に営業している店舗にとっても無関係ではいられないニュースが続いておりますな。
しかしこれだけ法律が厳しくなっている中で無許可営業や違反行為、スカウト行為が平然と行われていることにはただただ驚くばかりです（街頭での客引き行為やスカウト行為もれっきとした風営法違反ですよ）。
都心での取締り強化から違法風俗店の隠れ家にされてしまった八王子市や町田市などの郊外。中でも八王子は「西の歌舞伎町」なんて呼ばれているんですね。
ひょっとしたら今後「東の歌舞伎町」や「北の歌舞伎町」、「南の歌舞伎町」なんて呼ばれる地域が出てくるのかもしれないですね。
今回の件が示すように、もはや取締りの対象は都心のお店だけではなくなってきているようです。
皆さんは健全営業のお店で健全に風俗遊びを満喫して下さい。