夏と言えば花火大会。東京で有名な花火大会と言えば墨田川の花火大会なのだが、その隅田川花火大会にベトナム版キャッツアイが現れたのだ。
今では知らない人もいるかもしれないので説明すると「キャッツアイ」というのは、予告状を送り、様々なものを華麗に盗む「怪盗キャッツアイ」と呼ばれる「3姉妹」を描いた「シティーハンター」などで知られる北条司氏の有名な漫画だ。ルパンの3姉妹版のようなものだ。
以前から浅草、上野、渋谷、原宿などでアジア系の女3人組みによる「スリ」が相次いでいた。どうやらそのベトナム版キャッツアイの仕業と思われる。
28日、隅田川花火当日。浅草は人がごった返していた。警視庁捜査3課の捜査員は張り込みいつもよりも警戒していた。そこにキャッツアイが現れた。手口としては、一人の女性が手をバッグに入れ物色しているところを、もう一人の女性が「扇子」を広げて手元を隠し、もう一人の女性が見張り役という連携プレーでの窃盗。
しかし、仲見世商店街で買い物中の客(45)のショルダーバッグから現金を盗もうとしたところ、厳重警戒していた警察官に逮捕されたのだ。逮捕された時には彼女らは150万円もの現金を所持していたという。
浅草署によると「人通りの多い祭りなどにスリ被害は多いが、こういう集団プレーのすりは初めて」と話しているという。
記事のURL: https://www.fuzoku.sh/news/sonota/0041/index.html
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