話題の「裸の手話ニュース」ってどんな番組?

CS放送のアダルト番組専門放送局「パラダイステレビ放送」の番組に、障害者向け放送の支援のために国費から出される「字幕番組等制作促進助成金」が交付されていたことが分かった。
問題視する声を受け、助成元の独立行政法人と総務省は、今月になって年齢制限のある番組を交付対象から除くよう基準を見直した。
今後、成人向け番組は排除される。

これは最近話題のニュース。

これだけ見ると、国費、つまり私達国民の血税が不正にアダルト番組の製作に使われていたというニュースに受け取れる。

では、助成対象となったアダルト番組とはどんな番組だったのか?
ニュースソースによると下記の通り。

助成対象となったのは毎週金曜日夜の1時間番組「裸のニュースステーション」の5分ほどのコーナー「裸の手話ニュース」。
女性キャスターが手話を交えニュースを読みながら服を脱ぎ、最後は裸になる。
扱うのは「NHKが絶対に流さない話題」で、性的なものが大半。

手話については、助成金の交付を行なっている総務省所管の「情報通信研究機構」の審査の上、

手話は専門家の指導を受けており正確。聴覚障害者の役に立つ

と判断されている。
手話には問題無いようなので、番組内容がアダルトであることが問題だったのか?

もっと詳しく番組内容を調べるために「裸のニュースステーション」のWEBサイトを覗いてみた。

★「裸の手話ニュース」の目的
耳の不自由な方にも「ヌードシーン」そして世界各国で起こっている「珍ニュース」を楽しんでもらえるよう、本格的な手話で情報をお伝えします。

ちなみに珍ニュースはコチラ

「奇妙な音はハリネズミのSEX」
ドイツのブレーメンで「自宅の庭で奇妙な音がする」との通報を受けて警察が駆けつけたところ、犯人は発情期のハリネズミのカップルであることがわかりました。
警察官が照明で庭を明るくしたところ、ハリネズミが池の横でHの真っ最中。
ブレーメン警察広報は「警官が来てもハリネズミはまったく動じませんでした。それどころか、行為は一層激しくなったため、警察官たちは照明を落としました」とコメント。
ちなみにハリネズミの発情期は4~9月。
交尾の際には息と鼻息で大きな音を立てるそうです。
私も交尾の際には大きな音をたてるので、通報されないように気をつけます。


え?



コレって…




手 話 は 必 要 な い よ ね ?




っていうか、手話とか字幕を使ってるのはネタですよね?

全日本ろうあ連盟の本部事務所長は「個人的な意見」としたうえで、

番組に手話をつけることは大変ありがたいが、この番組に助成金を出すのはいかがなものか。他にも手話をつけてもらいたい番組はいっぱいある

と指摘している他、

障害者への理解」を極端に強調する行為は、裏返せば障害者への差別意識の表れ。(機構が)「助成するのはお堅い番組だけではない」とアピールするため、点数稼ぎを狙ったとも勘ぐりたくなる。

という意見も。
これには放送局の方には申し訳ないが、ちょっと納得です…。

「裸のニュースステーション」
http://www.paradisetv.info/news/index.html

記事のURL: https://www.fuzoku.sh/news/sonota/0043/index.html

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