男性向けの雑誌を開くと目にする、包茎手術の広告。
そこには包茎であることの害がこれでもかというほど書かれているが、実際にはどうなのだろうか。
医師の言うところによると
「特別な場合を除けば別に問題はありませんよ。
もちろん、不潔にしていれば病気になることもありますが、それは身体のどの部分だって同じこと。
むしろ手術をすることで感度が下がることもあるのでお勧めはできませんね」
とのことで、別に問題がある訳ではなさそうだ。
以前からこの手の広告はコンプレックスを煽ると問題視されており、悪徳商法であるとの声もある包茎手術商法。
下半身の話であるゆえ恥ずかしさからか被害にあったという話は身の周りではあまり聞かないが、2004年の国民生活センターには579件の相談がよせられている。
ちなみに、『真性包茎』と『仮性包茎』の二つに分類するのは世界中で日本ぐらいだ。
『仮性』は外国では包茎には分類されておらず、決して異常ではない。
何ら手術の必要などないのだ。
それでも「どうしても気になる!」って人は泌尿器科に相談してみると良いでしょう。
ただし、手術まで必要と判断される人は滅多に居ないそうです。
記事のURL: https://www.fuzoku.sh/news/sonota/0061/index.html