また新たに驚くべき男が現れた。
東京都に住む配管工の男(38)は、寂しさのためなのか「若い女性の声」が聞きたいが為に、某食品製造会社の通信販売用のフリーダイヤルに電話をかけるのが趣味だった。
フリーダイヤルは誰でもかけたことがあると思うが、かける側は通話料を払わなくてよいシステムだ。フリーダイヤルにかけるとあらかじめ録音されている女性の声で自動案内が行われたりする。
この男場合、フリーダイヤルに電話をかけすぎてしまった。
男は平成17年7月から18年11月にかけ約一年間、毎日のようにその会社のフリーダイヤルにかけ続けた。その数、
時間にして
換算すると
かけていたことになる。
フリーダイヤルと言っても「無料」ではない。かける側からすれば無料なのだが、通話料は会社もちとなってしまうわけだ。男から受けた会社の損害は
この行為は業務妨害とみなされ「偽計業務妨害」の疑いで逮捕されることになった。ただ男は嫌がらせのつもりもなければ、その会社に恨みがあるわけでもない。どんな会社なのかもわからなかったという。
ただただ「若い女性の声が聞きたかっただけ」なのだ。この男からすれば録音された自動案内であろうと若い女性は若い女性なのだろう。声を聞きたいだけならば、テレビもあるだろうし、ビデオやDVDもある。なぜ電話でなければいけなかったのだろうか?
ただここで思うのは「フリーダイヤル」というシステム。これは誰が何回かけようがいいのでは?と思ってしまう。一人何回までという注意書きがあるわけでもない。
どこに責任があるわけではないと思うが、ただ「常識」から考えれば「業務妨害」とみなされてもしようがないが。
記事のURL: https://www.fuzoku.sh/news/sonota/0069/index.html
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