競馬を見ていると、騎手が着用している色々な模様・色の服を目にすると思います。
この服は「勝負服」と呼ばれ、中央競馬では「馬主」、公営競馬では「騎手」ごとに服色が決まっています。
公営騎手のなかには、その「勝負服」の色から「Mr.ピンク」なんてあだ名がついた人もいて、これはこれで楽しいかもしれません。
中央競馬では馬主ごとですから、
「あぁ、この馬はアノ人の馬なのか。」
と一目でわかります。
例えば、ダイワメジャー・ダイワスカーレットなどは大城敬三氏、アドマイヤジュピタ・アドマイヤグルーヴなどは近藤利一氏の所有馬です。
この場合はダイワ、アドマイヤと言う「冠号+ナントカ」馬名で分かりやすいですね。
しかし、馬名全てが「冠号+ナントカ」というわけではありません。
その時役に立つのが「勝負服」です。
ディープインパクト・キングカメハメハ・カネヒキリ・ピンクカメオなどは、金子真人ホールディングス株式会社の所有馬です。
また最近は、「冠号+ナントカ」からの脱却をはかる馬主もいます。
かつては「タニノ+ナントカ」で馬名をそろえていた谷水雄三氏の所有馬を見ると、タニノギムレット・タニノハローモア・タニノムーティエらダービー馬、そして牝馬でダービーを制したウオッカもそうなのです。
この人4回もダービー勝ってんだ・・・スゴイ!
他では、冠号を複数使いわける馬主もいて(ナリタ・オースミ=山路秀則氏、スズカ・サンレイ・スリー=永井啓弐氏)これらを見分ける時にも役に立ちます。
ところで、見分けができたからといって馬券で勝つとは限りません。
また、勝負服と勝負パンツとはその性質も使用法も違います。
念のため。。。
茂雄
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