ニンゲン界のアスリート、ことに学生諸君や女子選手はSEX禁止を監督から言い渡されることがあります。
学生諸君の場合は、異性に興味がいくことで競技への集中力が減退することを防止することが一番の理由と思われます。
青少年が、地獄のような練習よりも、天国にいったような気分になれるSEXの方が好きに決まっているのは考えるまでもありません。
学生諸君は、監督の目を盗んで不純異性交遊などしちゃイカンのです。SEXしようなんて10万年早いのであります。
また、女子選手はSEXすることで女性化がすすみ?競技に不向きな体になるということを聞いたことがあります。
最近は、逆にSEXは競技にも良い影響があるという説を唱える人もいて、なるほどクルム伊達公子選手の現役復帰・大活躍は記憶に新しいところです。
ただ彼女は、かつて世界に通用していた超一流選手ですから特殊な例なのかもしれません。
さて、馬の場合はどうか?日本においてですが、これはもう完全にSEX禁止です。
競争生活を終え引退するまでは、いくら泣こうがワメこうがイナナこうがSEX禁止です。
みんなが寝静まった深夜の厩舎、調教師の目を盗んで寝藁の上で愛を語らい、見つめ合う2頭のサラブレッド。やがて盛り上がった2頭は、その若さにまかせ激しく抱き合う。
「ナギサちゃん、好きだ。」
「ステキよシンスケくん・・・。」
そこへトイレに起きた調教師が物音に気がつきやってくる・・・
「貴様らいったいナニをしとるか!」
「わたしたち愛し合っているの。だから許してお父さん。」
「ばかもん!ワシは父親ではない!なにをゴマカシとるか!」
・・・こんな話は普通ありえません。
とにかく競争生活が終わるまでは一切ダメなのです。つまり、競走馬は全員が処女と童貞ということになります、基本的には。
考えてみたら爽やかじゃないですか?
わき目もふらず競争一筋に打ち込む処女と童貞たち。
そんな目でサラブレッドを見守ってみるのもオモシロイかもしれませんね。
茂雄
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