人気の種牡馬ともなると、半年足らずのあいだに250頭もの種付けをするという話をしました。そこで気になるのが種馬の健康問題です。
そんなにやって大丈夫なのか?
因果関係はわかっていませんが、実際に毎年何頭かの種牡馬が命を落としています。
有名なところでは、天皇賞馬・メジロライアンが種付け後の心臓発作で亡くなりました。
同じようなケースは近年多く見られ、種付け頭数が多過ぎるのが原因ではないかと言われています。
若き日に、もう朝から晩までやりまくり。気がつけば夜も白々と明け、目にした朝日はいつもとはチョッと違う色に見える。
フト鏡に映ったオノレの顔はやつれ、目だけが異様な光を放っている。それは、我が命が風前の灯火のごとき状況にあることを如実に物語っているに違いない。
あぁ、大丈夫か俺?ガンバレ俺!・・・そんな覚えはありませんか?
因果関係でも肉体関係でもそんなことはどうでもいいのであります。
気持ちがいいからって、やり過ぎが体に良くないのはオノレの体で証明済なのであります。
しかし、同じ心臓発作で亡くなるなら是非「腹上死」といきたいものです。
そんな「腹上死」ならぬ「背上死」したと言われているのが、ダービー2着馬・メジロアルダンです。なんと中国で種付け中に死亡しました。その詳細は、かの国での話ですから残念ながらよくわかりません。
自分の会社を興して二十数余年、今じゃ息子に会社を託し
悠々自適の生活営むワシ(73歳)。
「今日も中国人の愛人・メイメイちゃん(仮名)をヒーヒー言わしちゃうもんね。」
そう張り切ったものの途中で心臓発作を発症し死亡。まさに昇天ですね。少し憧れますワシ(73)の人生の幕切れ。
海外で絶命した種牡馬ということでは、ダービー馬・ラッキールーラが韓国で事故死しています。
この事故というのが、どうやら種付け中に起きたものらしいと聞きました。
種付け用厩舎で種馬を待つ韓国牝馬。
そこに背後から迫ったラッキールーラは、勢い余って転倒・骨折してしまったそうです。
種牡馬の骨折も競走馬と同様致命傷となりかねません。残念ながらラッキールーラも還らぬ人(馬)になってしまいました。
ちょっと悲しくカッコ悪い最期ですね。韓国に渡ってわずか1年での出来事でした。
そういえば、マイルーラって避妊具あったなぁ…。
茂雄
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