かつては翌年のクラッシック登竜門だったこのレース。
過去の連対馬には、ビワハヤヒデ・フジキセキ・バブルガムフェローなどが名を連ねる。
しかし、近年は2000mの阪神で行われるラジオNIKKEI賞にその役割を譲っている形だ。
逆に言えば2歳のマイル王決定戦と言ってもいいのかもしれない。
そこらを念頭に検討していく必要がある。
実際に、この10年の勝馬を見ると、
古馬になってのマイル・短距離重賞のチャンピオンが目白押しだ。
(アドマイヤコジーン・エイシンプレストンなど・・・)
また、このレースはまがりなりにも2歳チャンプ決定戦。
前走で優秀な内容で条件戦を勝ちあがったか、
重賞4着以内という実績を持っているか・・・
いずれかを満たさないことには勝負にならない。
しかも芝1400m以上のレースというのが必須条件だ。
そこで今回のレース。 ずいぶん先行馬がそろった。 こうなると狙いたいのは差し脚質の馬となろう。
注目はブレイクランアウト。
前走は、重賞・東京スポーツ杯2歳Sに参戦し、
上り3ファロン33.4秒の脚を繰り出したがスローペースに泣いた。
それでも初重賞挑戦でクビ差の2着なのだから力はある。
鞍上の武豊は骨折から奇跡の復活でこのレースに駆けつける。
ここであっさり勝ってしまう・・・彼はそんな男だ。
馬券はこの馬から差し馬が中心だ。
本線は前走・デイリー杯2歳SをレコードVのシェーンヴァルト。
先行勢では2歳レコードVの馬、
ホッコータキオン・ツルマルジャパンにも注意したい。
オカルト太郎
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