3歳のマイル王決定戦。
毎年混戦になるのは、
現代の競走馬がマイル志向で生産されているからだ。
今年も例に違わず混戦が予想される。
上位人気が予想されるのは、
毎日杯優勝のアイアンルック、
共同通信杯優勝のブレイクランアウトあたりだろう。
しかしそれぞれに死角がある。
アイアンルックは2月にデビューして3戦2勝だが、
過去10年、年内デビュー馬の優勝はなく、
キャリア3戦で連対した馬もいない。
ブレイクランアウトは共同通信杯以来3ヶ月ぶりの実戦だが、
過去10年、中7週以上あけて連対した馬はいない。
また、両馬とも持ちタイムが優秀とは言えない。
こうなると馬券は穴から入りたくなる。
本命は牝馬のワンカラット。
桜花賞4着でオークス出走権を得たが、
あえてこちらに参戦してきた。
2歳馬のレコード決着となったデイリー杯2歳Sでは、
牡馬に混じって僅差の6着した経験もある。
ここでも十分勝ち負けできる実力があるのだ。
注意したい点がもうひとつ。
過去牝馬が優勝した年は、
相手に10番人気以下の馬がきていることだ。
2005年:優勝ラインクラフト(2番人気)2着デアリングハート(10番人気)
2007年:優勝ピンクカメオ(17番人気)3着ムラマサノヨートー(18番人気)
したがって、馬券はかなりの人気薄にも手をひろげて買いたい。
オカルト太郎
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